DJイベント Soundtrack Pub
Soundtrack Pub【Mission#39】「非オリジナル」サウンドトラックの世界
Soundtrack Pub【Mission#39】
■日時:2019年6月8日(土)
Open 15:00 / Close 20:00
※開場・受付も15:00からです。
■会場:スタジオ80(オッタンタ) http://studio80.org/
JR線蒲田駅東口(徒歩5分) 03-3738-0080
アクセス http://studio80.org/access.html
■チャージ:¥2,000 (2ドリンクつき)
(受付後出入り自由です)
※前売りはありません。直接会場へお越しください。
■出演:腹巻猫、不破了三、小久保剛、伊藤敦輝、佐七
特集:「非オリジナル」サウンドトラックの世界
「オリジナル・サウンドトラック」という言葉があるように、サントラ音楽愛好の世界では、映像作品本編で実際に使用された「オリジナル」の音楽こそが至高であり、それ以外のものは「まがいもの」に過ぎない……という考え方もあったりします。
しかし、オリジナル音源が盛んに商品化されるようになったのは、ここ30~40年の話。
それまでの間、いや、それ以降も、サントラ音楽を広く世の音楽ファンに届けるために、「カヴァーもの」「再演奏もの」のレコードたちが果たした役割は、思いのほか大きかったのではないだろうか……。
サントラ音楽を味わう一つの切り口として、今一度、これらの音楽の名誉回復を図るべきなのではないだろうか……。
Soundtrack Pubでは、このような問題意識のもと、これら「非オリジナル」なサウンドトラック音楽たちにスポットを当てるイベントを敢行します。
●(1)「カヴァーサントラ盤大全集」 ゲスト:小久保剛・伊藤敦輝
60~70年代、「映画音楽の夕べ」「永遠のスクリーンミュージック」等のタイトルで大量に発売されていたカヴァーサントラ盤のレコード。
その後もイージーリスニング、ディスコ、テクノ、DJ-Mix等、流行の変遷と共に様々なカヴァーサントラが作られてきました。
この道の希有なコレクターお二人をお招きして、カヴァーサントラ盤の歴史を総ざらいします!
●(2)コロムビア「DIGITAL TRIP/JAM TRIP」シリーズの奇跡 ゲスト:佐七
80年代、アニメ・特撮主題歌・BGMを、当時隆盛のシンセサイザー/テクノポップ風にアレンジした「DIGITAL TRIP」、そしてコンボ編成のモダンジャズとしてカヴァーした「JAM TRIP」というカヴァーサントラ企画盤シリーズが日本コロムビアにより発売されていました。
オリジナルサントラが他社から発売されている作品にも踏み込んで、意欲的に製作が続けられたその数は、およそ80タイトル。
今にして思えば、カヴァーサントラ界における奇跡的な偉業だったと言えるでしょう。
しかし、一部しかCD化/配信されていないため、現在ではなかなかその全容を把握することは難しい状況にあります。
こちらも、この道の希有なコレクターをお招きし、関わったアーティストやバンドなどを紐解きながら、「DIGITAL TRIP/JAM TRIP」シリーズの全貌を解明していきます!
After Report
たくさんのご来場、応援、ありがとうございました!
また、ゲスト出演いただいた小久保剛さん、伊藤敦輝さん、佐七さん、ありがとうございました。
「サントラ最前線」コーナー
佐七さんのセレクトで、『ドメスティックな彼女』『同居人はひざ、時々、頭のうえ』『私に天使が舞い降りた』『荒野のコトブキ飛行隊』『空母いぶき』『Godzilla: King of the Monsters』『響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~ 』『キャロル&チューズデイ』を紹介していただきました。
「非オリジナルサウンドトラックの世界
メイン特集第1部は、小久保さん、伊藤さんによる「カヴァーサントラ盤大全集」。
2人がカヴァーサントラにはまった思い出の曲の紹介から始まり、カヴァーサントラの分類とその魅力の解説、そして、カテゴリ別に2人が選んだ名曲・迷曲を交互に紹介していくという趣向。
見たこともないレコードが次々と登場するレコードバトル的な展開に会場も大興奮でした。
第2部は佐七さんによる日本コロムビア「DIGITAL TRIP」「JAM TRIP」シリーズの紹介。
なんと、ほぼ全タイトル70枚あまりを持ち込んでいただき、発売順に紹介するという、前代未聞のコーナーになりました。
「DIGITAL TRIP」「JAM TRIP」の全貌を知る機会などめったにありません。
残念ながら、第1部、第2部とも、用意した音源の半分くらいしか紹介できなかったそうで、リクエストと機会があれば、第2弾も実現したいと思います。
次回開催は9月を予定しています。
お楽しみに!